平成17年大学対抗戦 入替戦に勝利して
<喜べ!祝え!そして称えよ!>

平成17年10月10日
KUTC会長 渡邊 健一

100周年を目前にしたこの3連休、大学リーグ各部入れ替え戦が挙行された。
男子は現2部5位で 3部龍谷大学との入れ替え戦、女子は現4部首位で 3部天理大学との入れ替え
戦。 100周年を前にどうしても勝ちたい、特に男子はなんとしても勝たねばならぬ一戦。 10人近い
先輩が連日応援に駆けつけた。

男子も女子も熱戦、接戦だった。 冷静に見れば、勝利の女神がどちらに微笑んでもおかしくない
戦いだった。 然し神戸はその何れもに勝利した。 戦績は記録に待つとして、男子は接戦のシング  
ルスの途中から潮の流れが此方向きに変わり、いずれもセットオールの3つのシングルスの内、
2つをものにして5ポイントをあげて勝利、女子は8日、2対2のあとのシングルスNO.1が夜10時になっ
ても勝負つかず、今日10日、セットオール、ファイナル1−1から試合再開、3オールのあと、潮の流れ
がわが方に。1ポイント15分もかかる対抗戦独特の粘りあいを制して劇勝。3対2で勝利。男子も女子
も、そして先輩も皆 目が潤んでいたのも当然。かつてこのような情景が大学対抗王座決定戦の場でも
あったなとの思いがよぎった。


男子部 勝利の雄たけび

女子部 勝利のスマイル

10人近くの先輩が連日応援にかけつけたことは、前に言ったが、男子の試合には女子も、女子の
試合には男子もこぞって応援にかけつけていた。 天理の女子の試合には男子の応援も、先輩の
応援も見えなかったのと大きい違い。試合の潮の流れが変わったのは、恐らく偶然であろう。
しかし私は先輩、部員、打って一丸となった「人の和」の見えない力が、潮を引き寄せたと信じたい。
1952年の大学王座獲得がその「人の和」の勝利であったのと同じように。 KUTCの諸君、喜べ!
祝え!そして称えよ!